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先月の立ち飲みでご協力頂きました
長野県産のシードル。

多くの皆様が企画に参加して下さいました!

売り上げを被災地の義援金にすることにしていて。

昨日送金してきました。
ご協力ありがとうございました_f0366605_12550473.jpeg
ご協力ありがとうございました_f0366605_13002333.jpeg
皆様から頂いた気持ちが
長野県に届いているはずです。


少しでも速く復興する事を願って。



しかし美味しいシードルでしたよね♪
僕自身も楽しませていただきました♪


# by konamonoyaiwao | 2020-02-04 12:49

立ち飲み

立ち飲み_f0366605_10324827.jpeg
立ち飲み巌 最終回ですので
開始時間を14時からにしました!

この2日間は通常営業はいたしません。
立ち飲み営業のみとなります。

ご了承いただけると幸いです。


混雑が予想されますが、
早めの時間の方が空いています。

皆様、ご検討の上
是非楽しみにお越し下さい♪


献立はもうちょっと待っててねー



# by konamonoyaiwao | 2020-02-03 10:32

お店というのは
少しずつ少しずつ息を吹き込んであげて、温度を持たせて、人に触れながら育って行くものだと
今でも思っています。
働いているのは人間ですが、お店もまた同じく生き物で。

粉ものや巌がオープンしたばかりの頃、
ものすごく忙しく、手が回らない状態でした。
3ヶ月ほど経って、少し暇になってきました。
僕が働き始めた頃、夏前だったのもあって
なかなか暇な状態でした。
うちみたいな業態は冬場が繁忙期なのですが
それにしてもまぁ暇でした。

近隣のお店へご挨拶に行ったり、チラシを作ってポスティングをしたり、
目の前の大通りを走る車に挨拶をし続けていた期間も長かった笑

とにかく美味しいものを作りたいという親父と、
お店を通して笑顔を増やしたいと思う僕と。

ゴールは同じでも、アプローチはまったく違って。

何度やったかわからないくらい軌道修正をしながら
日々の営業を重ねてきました。

失敗の方が多かったと思うけど、少しずつ軌道に乗ってくる感触もつかみながら、

今では忙しい日も増えました。


お店をやる以上、
そりゃ忙しく繁盛している方がいいに決まっています。
でも、
これは両親と働いていて思った事なのですが

忙しいと嬉しいけど、
肉体的な負担は相当大きくなってしまった。

人を雇うほどのゆとりは無いし、
そのバランスがなかなかうまくとれないもどかしさもありました。

僕の仕事量をどれだけ増やしても、
僕1人ではお店は回せないし、
結局両親にたくさん手伝ってもらわなくてはならない。
なんとも難しいところですよね、
お店をやるというのも。

基本的に週一回の休みでは、
両親の疲労は取れていなかったはずです。

前にも書きましたが、
それでも2人ともよく働きます。
本当にすごい。




5年ほどの営業では、短すぎて全てを把握できません。
でも
ここまでの地道な営業の積み重ねで
うちのお店の周りに、笑顔が本当に増えた実感があります。
顔見知りも増えました。
素敵なスタッフにも恵まれました。
ずいぶんにぎやかにもなりました。


閉店するのにこんな事言ったらおかしいかもしれないけれど、
お店はとても良い状態になっていると思います。

粉ものや巌に関わって下さる多くの方々が
息を吹き込み、お店に温かさを与えてくれたからです。
本当にそうです。


心から感謝しています。



残りの営業日、
さらに大混雑が予想される立ち飲み巌もございます。
熱く燃えながら、毎日に注ぎたいと思います。

閉店にまつわるお話、
長々と書いた割にまとまりがなくなってしまったけれど
こんな話も、言葉にできてよかったです。
ありがとうございます。

大瀬ゆうさく
閉店のお話 おしまい  お店のこと_f0366605_21201576.jpeg






# by konamonoyaiwao | 2020-02-02 21:17

うちの両親は
本当に働き者です。

朝から晩まで
2人とも本当によく働いています。

60歳を過ぎてからの開業。
休む暇もなく、飯を食う暇もなく。

僕が京都に来るまでの営業半年間。

クタクタになりながら戦っている姿を目の当たりにしました。

そのせいもあって親父は体調を崩しましたが、
現在は何とか復帰できていて。

店の舵取りを僕がするようになって、

両親からしたら、想像もしていなかった仕事を沢山する事になっていたはずです。
短いスパンで、ピッチも早かったですから
ついて行くのも本当に大変やったと思います。
理解できないこともたくさんあったと思いますし。

そうやって道を譲ってもらえている事に
僕は甘えさせてもらっていたのかもしれませんし、
家族経営だからこそ
できた形なのかもしれません。


うちの両親から閉店の知らせを聞いた方々は、
体力的に厳しいという理由だったかもしれませんが、


本当は僕の関東行きが大きく影響しています。

その事を両親はほとんど言いません。
気を遣ってくれているのかもしれないし、
本当のところはどうなのかわかりませんが。


僕からすれば、
最後の最後まで
花道をちゃんと作ってもらっている気がしてなりません。


共に仕事をして、
めいっぱい親孝行をしようと思っていたけど、

親孝行というのは
めちゃくちゃ難しいなと

改めて思います。



今日もよく働いていますよ


閉店のお話し つづき 両親のこと_f0366605_16101426.jpeg


# by konamonoyaiwao | 2020-01-31 14:46

閉店のお話し 僕のこと

移転の話も白紙に戻り、
改めて自分の身の振り方を考える。


2年ほど前に、ある勉強会に参加しまして。
売り上げアップの方法なんかを教えていただいて。

活用して売り上げが上がったのも嬉しかったのですが、

あぁ、なるほど。
こうやってスキルやノウハウ、ロジカルな視点で飲食業と関わっていく方法もあるのかと。
遅ればせながらですが、
そんな事を思っていました。

そういえば、
僕は経営についての勉強なんて今までにほとんどした事がなく(経営学部やったのに笑)
場当たり的に感触をつかんでいくケースばかりで。

今の時代、資料は無限にあるし、すぐ手に入りますから
とにかく勉強に熱中しました。

これが面白い。

独学ですし、
もしかしたら間違ったやり方なのかもしれないけれど。
やる度にのめり込んでいき、

いつか仕事になったりすれば面白いなと。
心のどこかで思っていながら
我慢できずにその事を口に出しておりました笑

もちろん、料理人も素晴らしい仕事ですし
今でも大好きでなんですけどね。



お店の閉店の話を進めるのと並行して
僕も次の仕事を探しました。

現場で働く料理人は視野に入れず、
飲食店や飲食業を外側から見られる仕事です。


今まで作ってきた料理の献立や、
立ち飲み巌で出していたメニューを資料として提出して、
仕事について様々話し合いをしながら。

ご縁を頂いた会社へ
行くことに決めました。

居酒屋さんを母体に他店舗展開している会社で、

商品や料理を開発する仕事と、新店舗の業態を決めたり、立ち上げを担う部門での仕事が決まりました。



毎月末に開催している立ち飲み巌。
2月が最終回になる理由は、
僕が2月末に越さなければならないからなんです。
立ち飲みが終わったら、その週に発つことになっています。


閉店のお知らせが急だったり、
最後の営業日までいられなかったり、

僕のスケジュールがかなり影響を与えてしまっていること。
皆様にもご迷惑をおかけしておりますが
何卒ご了承下さい。


今回はここまで。

閉店のお話し 僕のこと_f0366605_20291349.jpeg




# by konamonoyaiwao | 2020-01-30 16:40